家庭でできるPFAS対策は、①お住まいの地域の水質を知る、②飲み水をろ過する、③浄水器のフィルタを交換時期どおりに替える、の3つです。PFASは熱に強いため、煮沸では取り除けません。
この記事のポイント
- 水道水の検査結果は、各自治体の水道局が公表しています
- PFASは煮沸では分解されず、水が蒸発する分かえって濃くなることもあります
- ろ過で取り除く方法が現実的です。r-eosの逆浸透膜で処理した実測では、処理後は検出限界未満でした
第四章・第五章では、PFASの健康への影響と、体に残る期間についてお話ししました。シリーズ最終章となる第六章では、毎日の暮らしの中でできる対策をまとめます。
対策1 お住まいの地域の水質を知る
まずは、ご自宅の水がどのような状態かを知ることから始めましょう。2026年4月から、水道水のPFOSとPFOAは水道法の水質基準(合計で1リットルあたり50ナノグラム)になり、水道事業者には定期的な検査が義務づけられています。
検査結果は、お住まいの自治体の水道局のホームページなどで確認できます。マンションなどで貯水槽を使っている場合は、貯水槽の管理状況も水質に関わるため、管理会社にも確認しておくと安心です。
井戸水をお使いの場合は、水道法の検査の対象外になることがあります。自治体の窓口に、検査の方法を相談してみてください。
対策2 飲み水をろ過する(煮沸では取れない)
水道水のカルキ臭は、沸かすことである程度抜けます。しかし、PFASは熱に強く、煮沸では分解されないとされています。水が蒸発する分、かえって濃度が上がる可能性もあります。
そのため、PFASへの対策としてはろ過によって物理的に取り除く方法が現実的です。家庭用の浄水器には、ろ過の方式によって次のような違いがあります。
活性炭(カーボン)
塩素やにおいの成分を吸着して取り除きます。PFOS・PFOAの除去性能を、浄水器協会の自主基準にもとづいて試験している製品もあります。
逆浸透膜(RO膜)
0.0001ミクロンの非常に細かい膜で、水分子以外の物質を分離します。海水から真水をつくる技術として使われてきました。r-eosはこの方式です。
浄水器を選ぶときは、パッケージやカタログで「どの物質を取り除く対象としているか」を確認しましょう。浄水器の方式による違いは、逆浸透膜(RO)とは?のページでくわしく解説しています。
r-eosの逆浸透膜で処理した実測データ
PFASが含まれた地下水をr-eosの逆浸透膜浄水システムで処理し、第三者検査機関で計測しました。
※ 記載の原水・条件で計測した結果です。水質やご使用状況、フィルタの交換状況によって結果は異なります。検査証明書は実測データの記事でご覧いただけます。
対策3 フィルタを交換時期どおりに替える
どの方式の浄水器でも、フィルタの交換時期を過ぎると本来の性能は発揮されません。浄水器を使っていても、フィルタを替えていなければ対策として十分とはいえません。
交換の目安は製品ごとに決められています。r-eos卓上浄水器の場合、1日10リットル使う場合で、プレカーボンフィルタとポストカーボンフィルタが約1年、メンブレンフィルタ(逆浸透膜)が約2年です。

RORO君のまとめ
家庭でできることは「知る・ろ過する・フィルタを替える」の3つだよ。煮沸では取れないから気をつけてね。6回にわたって読んでくれてありがとう!
逆浸透膜で毎日の飲み水をつくる、卓上タイプの浄水器です。